2004-01-01から1年間の記事一覧

疲れた…

今日は今年最後のお仕事でした。 雪、雪、雪で非常に疲れました。 来年も良い年でありますように。

今日の読了本

「漆黒の王子」初野晴 第一作目「水の時計」がとても琴線に触れて。何年かぶりの新作、と期待して読んだ。 いきなりいじめの問題。そしてやくざ。この段階でドロップアウトするひとが相当出るのだろうと思った。 このひと特有のリリカルな要素。今回は、オウ…

今日の読了本

「アフターダーク」村上春樹 夜明けまえ。そんな言葉が似合う。 ヴァン・ダインの小説を思い出した。小節ごとに時刻が記載されていることで。 映画の脚本かと思った。一人称が「私たち」。作者のカメラを通じて私たちはこの作品内の出来事を見ている。部分的…

届きました

なぜかこんな時間に宅急便が来ました。 配達物は、「ドクロちゃん」のドラマCDでした。 これから聞くこととします。

「幻影のペルセポネ」

MMORPG+ミステリ、と言った趣の話。 ただし、結末はかなり拍子抜けすること請け合いである。 全体として言えることなのだが、あまりにも無警戒であり、あまりにも容易く「中の人」が入れ替わってしまうが故に、なんだか結末に煮え切れなさを覚え、拍…

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

上下巻併せて約1400ページとなる大部な本。 一応、カテゴリーとしては児童書に分類されることもあって、活字も大きく、そんなに時間を掛けずに読めるだろうと思っていました。 「甘かった。」 そう思い知らされるのは上巻の半ばを過ぎた頃。時計を見て、…

謎のホン、らしきもの

帰宅途中の電車内にて。 運良く座席に着くことができ、少々ほっとするひととき。 斜め前の乗客に目を遣る。鞄になにやら物を仕舞おうとしているようだ。 ちょっと気になったので凝視。コピー製本された何かのようであった。 よくよく見てみると、「ジパング…

文学フリマ

第三回は秋葉原。 一年ぶりの参加でした。 青山ブックセンターの会場よりも見通しが良くなった気がしました。 ブース間の通路の狭さは相変わらず気にはなりましたが。 終了三十分前にふらりと寄ったので、なんだか慌ただしさばかりが先に立ってしまいました…

眼鏡のデザイン

スーパーでレジ打ちをしていると、様々な人に出会う。 明るい人、暗い人、香水の匂いのプンプンする人、体臭の臭い人、気の短い人、おおらかな人。 今日見かけたのは、奇っ怪なレンズの形をした眼鏡をかけた女性だ。 普通のレンズの形は、楕円形、ないしは角…

「SAW」

非常によい評判しか聞かないので、見ることにしました。 結果、非常に「厭な」映画でした。 面白い映画であることは否定しません。ただ、生理的に嫌悪感を催す描写が継続して映し出される。非常に負荷(ストレス)がかかるのです。 そもそもそれが制作側の狙…

「太陽と戦慄」

第一の事件現場に、デジャヴュを感じる。多分あの短編と同じ場所を舞台にしていると思うのですが。 そちらの短編は大好きなのですが、同じような事件、二度目となるとよほど大がかりな仕掛けが仕掛けられていないと、「慣れ」の問題でつまらなく感じるのです…

「螢」

摩耶雄嵩の最新刊。 底意地の悪い物語展開は相変わらず。 オタク心を揺さぶる細かな要素は今作にも健在で安心した。川藤探検隊*1とか。 あんな所にまでトリックが仕掛けられているとは!と言う驚き。 メイントリックは前例がいくつもあったなぁと思うものの…

「空の中」

日頃ハードカバーを買うと言うことをしない私ですが、「塩の街」が気に入っていたので、購入。 期待にそぐわぬ内容でした。今年読んだ本のベストテンに入るくらいに良かった。 実にメディアワークスから出版されたとは思えぬ内容(敢えて電撃と表記はしない…

「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」

全四巻、漸く読了。長い長い時間がかかった。 凄い物語であった。滾々と湧きでてくる物語の力を感じた。 敢えて要約するならば、空海と逸勢のホームズ&ワトスンコンビが、長きにわたる因縁話を解決に導く、という物語だ。 小説版の「陰陽師」は未読だが、岡…

冬の装い

アルバイト先がスーパーマーケットなので、様々な年代の冬の装いを見ることができる訳なのだが、この日やってきた50代前後の女性はすごかった。 まるで風呂上がりのガウンを着ているような格好なのである。 この日はけっこう寒かった。はっきり言って寝間…

老後

病み上がりの躯をおして、授業終了後、神保町へ。 25日付で発売することになっているモノが早売りしていないかな、という期待の下。 期待していた本は予想通り山積みになっていた。 ほくほく顔でレジへと向かう。 その本屋のレジ近くには、ノベルズの新刊…

「監獄島」

「暗黒館」を読んだ後では非常に胃にもたれる本であった。 まず第一に、長い。あの厚さの本の存在は精神衛生上良くない。 第二に、伏線が無造作に書かれすぎている。それなりに読み慣れていると、明らかに伏線、といったモノがごろごろ転がっているのが、「…

「暗黒館の殺人」

「IN POCKET」掲載版を漸く読了。 各所で書かれている中村青二に関する「ごにょごにょ」が何か、漸く解りました。 正直言って感想の書きにくい作品であることは間違いない、かと。 書くことによってネタバレが即座に起こってしまいうる。 まっさらな気持ちで…

江戸川乱歩展

池袋東武と立教大学内にて開催。本日にて閉会、なイベントである。 乱歩関連の書物以外のもので構成した面の強い、展覧会であった。 乱歩の使用した、帽子、カメラ、法被。三人書房の再現。昨年のほぼ同時期に池袋西武で開催された同様のものとは、180度…

中国の古代文明展

上野松坂屋で開催されているイベント。24日で終了である。殷代から南北朝時代まで。 年代的にはしこたま長いのだが、歴史的事実に関しては解っていないことも多く、密度の薄い時期である。 そのような時代の文物の展示であるから、技術的には今見れば大し…

そぼ降る雨に濡れて…

一昨日と同様の時刻に到着、今度は東館の方の待機列に。雨が降り始める。到着段階ではまだ大したことにはならないだろうとたかをくくっていた。 しかし。雨の勢いは増し、まるで冬のような寒さに(体感温度)。 精神力で乗り切り、いざ、鎌倉。 昨年の夏のよ…

その後

なぜか秋葉原へ。 人がいない。というか、オタクと認識される人種よりも、観光客とおぼしき外国人の方が多くいるように感じられるくらいだった。 買おうと思っていたものがなかったため、すごすごと退散。

暑くはあったが…

癌センターの工事が終了した関係で、待機列の位置が微妙に変更になった。 三日間開催の場合は、初日は企業ブース方面の待機列に並ぶことにしているのだが、同様のことを考える人が多かったのか、冬の時よりも同時刻に対しての待機人数の増加が、著しかった。…

『ライトノベル完全読本』

昨日買ってきて本日大方読み終わる。 思っていたほど内容がない。 昨年の『SFマガジン7月号』の炊き直しあり、『SFが読みたい!』のマップと似たようなものがあり、と、なんだかデジャヴュを感じさせる内容ばかりで、あまり新しい切り口を感じることができ…

今日は悲しいことだらけ

バイトから帰ってきて、いつものようにネット巡回。 悲しいニュースが待ち受けてるとも知らずに。 一つ目は、青山ブックセンターの閉店。 http://www.shinbunka.co.jp/ 結構頻繁に利用していたこともあって、ショックは大きい。 二つ目は、訃報。「トリニテ…

DDD J the E

読み終わった。ネタバレにならない範囲で感想を。「ファウスト」第一号のインタビューで言っていたことを実現しようとしていた面があるような、無いような。少なくとも、「月姫」とかとクロスオーバーしている気配は、無い。この人の作品は、「欠落」がテー…

暇じゃない!

昨日は今日は暇になる、とか書いたものの、両親双方から部屋の掃除をせよと厳命されたため、小説はほとんど読めていない。 時間を見つけて図書館に行き、予約しておいた「バッテリー」(あさのあつこ・著)の既刊分をすべて借りてきたくらいで。 大方のオタ…

本格ミステリ04 感想その一

「眼前の密室」実に手堅い感じがする。こういうのが初めて読んだミステリだとすると理想的かも。 「Y駅発深夜バス」島田荘司的奇想ミステリのような二部構成。第一部で奇怪な現象、第二部で論理的解決。誰でも知っているはずのことが鍵になっている点が、高…

「空の境界」限定版

秋葉原の、書泉ブックタワーへ行ったところ、三部ほど存在していることを確認。さすがに、買う気には、なりませんでしたけれど。どうしても、ほしいと考えている奇特な方は、大至急購入しに行くことをおすすめしたい。きっと来週にはなくなっていることでし…

ファウスト第三号を買ってきた

神保町の某書店*1に、三十冊くらい山積みで置かれていたので、買ってきた。 とかく、厚い。その割には、安いのかも。 明日はお休みの日なので、じっくりと読む予定です。 ちなみに、奈須きのこの公表されているタイトルは、略称で、正式には"Decoration Disc…