2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「切断都市」 芦辺拓 「アリソン Ⅰ〜Ⅲ」 時雨沢恵一
「月読」 太田忠司 「密室の鎮魂歌」 岸田るり子
メイン:大賢者 11位 サブ:上級魔術士10級 優勝今日当たった問題で注目すべきは、「空の境界」を読ませる問題があったこと。 連想問題。著者名がわかっていればすぐに回答できてしまうのはどうかと思ったのが一点。 選択肢のうち一つだけレーベルが違う…
「機動戦士ガンダムSEED 1〜3」 後藤リウ 1巻は、とても読みづらかった。 場面転換が1行開けることで行われているのだが、丁度ページの終わりになっていることがほとんどだったため、場面転換が行われているのか認識できないことが多々あった。 2巻…
「両性具有迷宮」 西澤保彦 約3年前の作品の文庫版。そういった点を頭の中に入れて読む必要がある。 最近の著作とはあまりにもかけ離れているからだ。 ガチガチの本格ミステリを期待して読むとかなり期待はずれである。 「森奈津子シリーズ」と言うだけでそ…
「赤い霧」 ポール・アルテ 「フランスのディクスン・カー」と呼ばれている作家の作品。 実際、カー的な怪奇・猟奇的な事件が頻発する。 現代の作家なだけあり、カーよりも読みやすいことは間違いない。 気合いの入った事件の様相だが、種を明かしてみれば枯…
自宅からほど近いところにその家はあった。 いつもはシャッターが閉まっていて中で何をしているのか窺い知ることはできないのである。 だが、今日、その時はその閉じられているシャッターが開いていたため、その謎の一端が明かされたのである。 右の写真がそ…
「天使の梯子」 村山由佳 もしもあなたが、「天使の卵」を読んでいるのであるならば、過剰な期待をしてこの作品を読むべきではない。 むしろ、期待して読むな。 なぜなら、前作が今作のあまりにも大きなネタバレになっているからだ。 けれども、逆順で読むこ…
「air」 朝一番の回に行った。二百円浮かすためだ。とはいえパンフレットを買うのであまり得をするわけでもない。 劇場の中はほぼ一杯だった。女性の姿もちらほら。 男女の割は、9:1程度。 パンフレットは、初回の上映中に入荷したようだ。行った段階では…
「カーマロカ −将門異聞」 三雲岳斗
約五ヶ月越しで漸く読了。正直言って長いのですが。 時間のない現代人には正直言ってきつい。 この作品の怖さの一端を担っているのは、あとどのくらいで終わるのか、全くわからない、その点にあるのは間違いないでしょう。 小説だと残りページ数がわかる。映…
「インストール」 綿矢りさ デビュー作。「蹴りたい背中」と比べれば浅い。読みやすい。分かりやすい。 終わりはなんだか唐突な感じもしましたが、現実なんてこんなモノでしょう。 映画化もされましたが、CMですべてを語りきってしまっているように思いま…
「ヨットクラブ」 デイビット・イーリィ 昨年の初頭に、ミステリベストに入賞した関係で、話題になった本。 とにかくどす黒い。あまり前向きになれるような終わり方をする話がない。 そして、風刺の要素がかなり強い。故に、書かれた当時のアメリカの政治的…