今日の読了本

「ヨットクラブ」 デイビット・イーリィ

昨年の初頭に、ミステリベストに入賞した関係で、話題になった本。
とにかくどす黒い。あまり前向きになれるような終わり方をする話がない。
そして、風刺の要素がかなり強い。故に、書かれた当時のアメリカの政治的状況を把握した後、読めばよりよい理解が得られたであろうと思う。
とはいえ、単なる小話として読んでも、強烈な衝撃を受けることは必至である。