「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

上下巻併せて約1400ページとなる大部な本。
一応、カテゴリーとしては児童書に分類されることもあって、活字も大きく、そんなに時間を掛けずに読めるだろうと思っていました。
「甘かった。」
そう思い知らされるのは上巻の半ばを過ぎた頃。時計を見て、上巻はすでに読み終わっている「予定」の時刻なのにもかかわらず、未だ半分しか進めていない事実を目の当たりにして。
ただ、読む、と言う行為を苦行に感じるようなつまらない本ではない。
面白くはあるのだ。そうでなければ全世界であんなに売れるはずがない。ただ、むやみやたらに長いだけ。
未だにハリーに共感できぬまま読み続けているのであるが、それでも読み続けられるくらいのポテンシャルはある。