謎のホン、らしきもの

帰宅途中の電車内にて。
運良く座席に着くことができ、少々ほっとするひととき。
斜め前の乗客に目を遣る。鞄になにやら物を仕舞おうとしているようだ。
ちょっと気になったので凝視。コピー製本された何かのようであった。
よくよく見てみると、「ジパング」の文字。サイズから見るに、脚本のようである。だが、それならば、なぜコピー製本?「ジパング」ではないにせよそういった脚本を見たことはあるが、ひとつとしてそのようなチープな製本の物は存在しなかった。ではコピー誌なのか?それにしては今日は平日、同人誌即売会などあるはずもない。仮にその手の物を売っている店で買ったにしても、袋にも入れず素のままで鞄に入れるはずもない。
謎の残るまま、電車は走る。