3月のまとめ

例によって少ないのは、仕事がかなり修羅場ってたから。
今月は解放されたので、もう少し、増えるかなあ。

3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2284ページ

天地明察天地明察
途中で読むのを挫折した『黒い季節』から長足の進歩を遂げた読みやすさ。囲碁と数学と暦の話。どの分野に対しても多少の知識があったのですごく楽しめた。なくてもこれは楽しめると思った。
読了日:03月27日 著者:冲方 丁
キケンキケン
高校時代の部活動を思い出した。大学生ほどの技術力も財力もない、けれど熱意だけはあったあの頃。似たような電気系の部活にいたから、すごく共感する。大学の学部はド文系だけどな!
読了日:03月27日 著者:有川 浩
9の扉 リレー短編集9の扉 リレー短編集
リレー短編集、といってもそこまでガチガチの繋がりのあるもの、というわけではないのですが、中盤、かなりの連環性を持っていて。そこはそこで面白かった。お題に対してどうレスポンスを返すかも非常に面白いものがあって。
読了日:03月20日 著者:北村 薫,法月 綸太郎,殊能 将之,鳥飼 否宇,麻耶 雄嵩,竹本 健治,貫井 徳郎,歌野 昌午,辻村 深月
ダブル・ジョーカーダブル・ジョーカー
痺れた。北村薫の『鷺と雪』同様、結末は、歴史がああなっている以上必然、というものでしたが、こうして突きつけられると唸らざるをえません。
読了日:03月14日 著者:柳 広司
完全犯罪研究部 (講談社ノベルス)完全犯罪研究部 (講談社ノベルス)
予想していた話の流れのいつも斜め上を行く作品をものされてる印象。今作も、そうでした。ある意味、表紙に騙された名無しさんでしたが。繋がってるって意味で。
読了日:03月11日 著者:汀 こるもの
花窗玻璃 シャガールの黙示 (講談社ノベルス)花窗玻璃 シャガールの黙示 (講談社ノベルス)
デビュー作のインパクト、二作目のテーマとの融合ぶりを考えると、今作、かなり落ちるように一瞬思ったのですが、あまりにもぬけぬけと描かれていた伏線に、全く気付かされなかった自分に、ミステリとしての成熟をみる。あまりにも深すぎる含意、ということにもなるのでしょうが。あと、カイジ
読了日:03月06日 著者:深水 黎一郎
シャーロック・ホームズ最後の解決 (新潮文庫)シャーロック・ホームズ最後の解決 (新潮文庫)
現代ミステリとしてみると地味なのでその点ではううむ、と言う感じですが、なにか、別の感興を抱くというか。
読了日:03月06日 著者:マイケル シェイボン
生徒会の七光  碧陽学園生徒会議事録7 (富士見ファンタジア文庫)生徒会の七光 碧陽学園生徒会議事録7 (富士見ファンタジア文庫)
本編とプロローグ・エピローグの乖離ぶりがますます大きくなってるような。それにしてもよくもまあこんなにも下らない(褒め言葉)話を続けられるものだw
読了日:03月02日 著者:葵 せきな

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