4月の読了本

先月と比べて1冊しか増えてない。ゴールデンウィークは本を読もう。(といいつつ書いている段階で3日が過ぎているわけですが……)

4月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2685ページ

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)
(西尾維新+森博嗣+α)/xの結果が、この作品。前作ほどの残留感はないけれど、わたしは、結構好きだな、この作品。次作も期待。
読了日:04月28日 著者:野崎 まど
難民探偵 (100周年書き下ろし)難民探偵 (100周年書き下ろし)
ある意味JDCトリビュート。日本探偵倶楽部に所属していないだけで。わたしって本格ミステリのこと考えているの、戯れ言だけどね、と言うふうに舌を出してにやり微笑む姿が垣間見える。
読了日:04月25日 著者:西尾 維新
カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)カーテン (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
途中経過ほぼすっ飛ばしての最後の事件だったけれど、これは泣く。現代ミステリという観点から見ると、すこうし古びてるところもあるけれど、刊行時期を頭に入れて読めば、ぐわっと頭の横を殴られた気分に。
読了日:04月24日 著者:アガサ・クリスティー
植物図鑑植物図鑑
わたしの中のオトメがキュンキュン疼いた。オトコノコだって王子様を求めているんだ!みたいな。
読了日:04月18日 著者:有川 浩
斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 (講談社ノベルス)斜め屋敷の犯罪 改訂完全版 (講談社ノベルス)
再読。メイントリックと犯人以外は忘れていたので、結構楽しめました。
読了日:04月17日 著者:島田 荘司
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
デビュー作とは思えない、赤い鰊のばらまきぶり、証拠の散らせ方。これは古びない、いつまでも読まれる古典。
読了日:04月08日 著者:アガサ クリスティー
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
あまりにも死の色濃く。ささやかながら表れいずる藤原豆腐店の如きガジェットもその毒消しには役立たず。恐るべき作品である。あと二冊しか長編が読めないというのが非常に悲しい。
読了日:04月05日 著者:伊藤 計劃
トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス)トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス)
いつもの西尾維新の文体と言うよりは京極夏彦に寄せた。無邪気にアンフェアすれすれをやらかす、それが維新のミステリィ。読み慣れているひとの方が3回から4回への落差を楽しめるのでは。
読了日:04月03日 著者:西尾 維新
三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス)三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス)
一日遅れの四月バカ(ミス)。ここまでこだわって作られていると、ただただ帽子を脱ぐのみ。日本人に生まれてよかった、と思う作品のひとつ。
読了日:04月02日 著者:倉阪 鬼一郎

読書メーター