12月のまとめ

結局読了数は前月と同様でした。
せつない。

12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1646ページ

兄の殺人者 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)兄の殺人者 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)
現代ミステリの展開の派手さと比べると、相当地味なのだが、その地味さを裏切る驚きが結末に待っている。良作でした。
読了日:12月30日 著者:D.M. ディヴァイン
十二月は聖なる夜の予告殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス キG- 16)十二月は聖なる夜の予告殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス キG- 16)
二冊同時刊行には意味がある!これは長く伏線を張って、というような代物ではなかったので素直にびっくりできました。同時刊行の驚き、という意味では7・8月の方が個人的には好みだったのですが。
読了日:12月27日 著者:霧舎 巧
十一月は天使が舞い降りた見立て殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス キG- 15)十一月は天使が舞い降りた見立て殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス キG- 15)
折角の仕掛けも、それまでの巻の内容を忘れていては意味がないわけで。ああなるほど、と思いはしたもののわたしは忘却の彼方へ過去編が走り抜けていった部類の人間だったので、その点には驚けず。まだ、趣向を思いついたことに酔っているような気が微かに。引き続き12月も。
読了日:12月20日 著者:霧舎 巧
密室殺人ゲーム2.0 (講談社ノベルス ウC-)密室殺人ゲーム2.0 (講談社ノベルス ウC-)
これはひどい(褒め言葉)。相変わらずのトンデモトリック、ステキです。
読了日:12月20日 著者:歌野 晶午
告白告白
原点なのだなあ、と強く感じた。これより先に書かれた作品は二作とも読んでいるのだけれど、そこに至るまでの道はここにほとんど全て表れているように思う。厭な小説に抵抗がなければ。
読了日:12月19日 著者:湊 かなえ
シュガーダーク  埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)シュガーダーク 埋められた闇と少女 (角川スニーカー文庫)
浪漫。ここには浪漫があるねっ。男の子と女の子が出会う、という原初からの物語が持っているチカラとともに。ファンタジィだけれど、SFにもなりうるチカラを秘めていて。ステキな作品でした。
読了日:12月06日 著者:新井 円侍

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