10月のまとめ

今月は凄いの読んだ、と思ったけれど、読み終えているのは9冊orz
凄いのを読んだからと行って量を読めているわけではないですからねぇ。
もう少し本読みにシフトしていければと思い続ける。

10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2932ページ

極北クレイマー極北クレイマー
海堂尊作品に耽溺している人ほどたぶん楽しめる。あれやこれやと繋がって壮大なアラベスク模様を描き出していて。これだけでは、ほんの一部しか垣間見ることができていないから。初心者向けではないですね。
読了日:10月31日 著者:海堂 尊
アンゲルゼ―永遠の君に誓う (コバルト文庫)アンゲルゼ―永遠の君に誓う (コバルト文庫)
打ち切り、という結果が生んだと思しきこの濃密さ。恐らくこの終わり方しかなかったよね、と思う。あまりの凄さに、言葉が出ません。
読了日:10月27日 著者:須賀 しのぶ
アンゲルゼ―ひびわれた世界と少年の恋 (コバルト文庫)アンゲルゼ―ひびわれた世界と少年の恋 (コバルト文庫)
もーちゃんが、あれよあれよと連れて行かれるは、真の地獄、恋愛の地獄。手を伸ばしても届かないものほど、ひとは欲してしまうのだろうけど。
読了日:10月25日 著者:須賀 しのぶ
迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く迷宮街クロニクル3 夜明け前に闇深く
キャラクタ一覧が欲しいなあ、と思うのは毎度のこと。ああ、これは和風ウィザードリィだったのだなあ、と思う節がひとつあって。いよいよ終局が近いのだなあと思うと感慨無量。「かべのなかにいる」、
読了日:10月25日 著者:林 亮介
探偵小説のためのエチュード「水剋火」 (講談社ノベルス)探偵小説のためのエチュード「水剋火」 (講談社ノベルス)
まほろメフィストに掲載されていたもう一つのあとがきの文章を見てかなり警戒していたのですが、そこまで読みにくくもなく。むしろ最終章の高速の寄せっぷりに感服仕った。
読了日:10月18日 著者:古野 まほろ
死神姫の再婚 (B’s‐LOG文庫)死神姫の再婚 (B’s‐LOG文庫)
ある意味、不純な動機で買った一冊、あまり期待していなかったけれど、いやいや、これはよいツンデレ、ある意味ベタな展開も含まれてますが、それがまた、いい。
読了日:10月17日 著者:小野上 明夜
密室の如き籠るもの (講談社ノベルス ミG-)密室の如き籠るもの (講談社ノベルス ミG-)
この短編集は出来れば長さを均一にした方が良かった。力を込めているのは分かるのだけれど、それまでの濃さと比べて濃厚すぎ、腹をこわしてしまいそうで。
読了日:10月17日 著者:三津田 信三
午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
最初の3編を読んでいたときは、なぜ鮎川賞に投じたのかさっぱり、というくらい薄味の日常の謎でしたが、最後を読んで評価を改めました。きっと最後で綺麗に繋がるのだろうと思っていたのに、それでも驚かされたから。いろいろとこっぱずかしいシーンも多くて、凄く、好きです。
読了日:10月14日 著者:相沢 沙呼
アンゲルゼ―最後の夏 (コバルト文庫)アンゲルゼ―最後の夏 (コバルト文庫)
周りの話を聞く限りではシリーズ中の小休止の巻なのでしょう。けれど彼女を襲う運命は苛烈。けれど目を離せない。ページを捲る手が止まらない。引き続き続刊も読んでいきたい。
読了日:10月12日 著者:須賀 しのぶ