今日の読了本

有川浩　『図書館戦争』

タイトルに騙されてはいけない、これは戦争ものじゃあない、恋愛ものだ。
過去の三長編を読んでいれば、容易に想像が付きそうな気もしますが。
少々ネタバレの虞がありますので、ここから先は、続きを読むをクリックして、いただこうか。

今はやりのツンデレだと思って読み進めたらそこに到達する前に終わってしまったのは仕様でしょうか*1。
まだツンの時期だけですか、そうですか。
あとがき読んだら売れたら続きも書きたいななんてことが書いてあったので、
可及的速やかに続編を出すべし、出すべし、と声を大にして言いたいとここに書いておこうか。
確かに話としてはベタですね、そうですねという趣の恋愛パートですが、周りの状況がふつーじゃないので。
トンデモナイですよ、これは。
視聴者やら読者やらの声に惑わされずに、自分の道を進み続けてくれればと思います。
『海の底』みたいな甘酸っぱいほろ苦いのも好きですが、こういうのはもっと…大好きです。

ふつーじゃない恋愛小説を読みたいのならば、かなり、おすすめです。

*1:ちなみに主人公のことをそうと思ったのではなく堂上がそれだと。