今日の読了短編

「恋ころび」 友桐夏*1

短編なので、長編のようにどんでん返しは期待しない方がよいのかとも思っていた。
だけれども、大きくはない、転ぶという表現がぴったりの、そんな転換点が、二つ三つと用意されていた。
これまでの三つの物語の、女性らしい繊細な転換の仕方に、惚れてしまいそうです。

*1:コバルト 2005.10掲載