2005-01-01から1年間の記事一覧
「蟲と眼球とテディベア」 日日日
「ゴーディーサンディー」 照下土竜 書きたいという強い意志は伝わってくる。 ただ、それに筆が伴っていないという事も強く伝わってくる。 なかなか伝えるべきものが伝わってこないのだ。ある意味ボーイミーツガールなのではあるのだ。 ただ、トンデモナイ形…
「活字狂想曲」 倉坂鬼一郎
「扉は閉ざされたまま」 石持浅海 「刑事コロンボ」のお家芸である犯人の側からの殺人事件の描写。 これを徹頭徹尾、一貫して行ったのがこの作品。 一歩間違えれば駄作に堕しかねないこの趣向、見事に成功したものと思います。 本当にたった一点からの正面突…
「本格ミステリ05」 本格ミステリ作家クラブ・編 「消閑の挑戦者3 ロスト・エリュシオン」 岩井恭平
「キーリ 死者たちは荒野に眠る」 壁井ユカコ
「てるてるあした」 加納朋子 「誰のための綾織」 飛鳥部勝則
「ムシウタbug 1st. 夢回す銀槍」 岩井恭平 「ムシウタbug 2nd. 夢囚われる戦姫」 岩井恭平
「スチームタイガーの死走」 霞流一 「ラス・マンチャス通信」 平山瑞穂
「どきどきフェノメノン」 森博嗣
「稀覯人の不思議」 二階堂黎人 トリックとプロットの融合がうまくいっているか、と聞かれれば、あんまりうまくいっていないと答えたい。 趣味丸出しでそれがなんだか空回りしているように思われる。 確かに納得のいく結末にはなっているのだが、全体のバラ…
「胡蝶の鏡」 篠田真由美 「マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ」 今野緒雪
「ユージニア」 恩田陸 「Q&A」を応用したような筆致の作品。 主にインタビューで物語が進んでゆく。 時折差し挟まれるそれとは異なる視点の文章。 それが不安感をあおる。 回想の中の殺人事件。 それも不安感をあおっているように感じられる。 現代を覆う不…
「とっても不幸な幸運」 畠中恵
「れんげ野原のまんなかで」 森谷明子
「若草物語」 ルイザ・メイ・オルコット
「三百年の謎匣」 芦辺拓 趣向が空回りしているように思った。 確かにその趣向自体は非常に興味深い物があるのだが、 内容が趣向をうまく生かす内容になっているように思えないのである。
「舞-HiME Side-A 秘密の花園」 ナカガワヒロユキ 「海の底」 有川浩
「スラムオンライン」 桜坂洋
「猫はこたつで丸くなる 猫探偵正太郎の冒険III」 柴田よしき
「皇国の守護者9 皇旗はためくもとで」 佐藤大輔
「透明な旅路と」 あさのあつこ 「クラッシュ・ブレイズ スペシャリストの誇り」 茅田砂胡
「銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談」 高里椎奈
「百鬼夜翔 霧が開く黎明」
「皇国の守護者8 楽園の凶器」 佐藤大輔
「飾られた記号」 佐竹彬 「トリックスターズ」 久住四季 「皇国の守護者7 愛国者どもの宴」 佐藤大輔
「消閑の挑戦者2 永遠と変化の小箱」 岩井恭平 「レイクサイド」 東野圭吾 「世界の果ての庭 ショートストーリーズ」 西崎憲
「消閑の挑戦者 パーフェクト・キング」 岩井恭平 「小説以外」 恩田陸
「百鬼夜翔 霧が惑う暗夜」 「アルティメット・ファクターEARLY TIMES 赤道直下のソニックウェイヴ」 椎葉周 新しいシリーズを開拓しようと図書室より借りてきて読む。 大半を占める本編…微妙。なんだか訳が分からないうちにそそくさと終わってしまった感じ。…
「皇国の守護者 5 英雄たるの代価」 佐藤大輔 「百鬼夜翔 霧が閉じる黄昏」