6月のまとめ

今月は13冊。せめて二日に一冊ペースに戻したい…。

6月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3754ページ

相棒season2 下 (朝日文庫)相棒season2 下 (朝日文庫)
ノベライズとしては四冊目なので、問題ないですが、TV番組としては過去のエピソードを受けた形の話が増えてきていて、一見さんお断りになりつつあるような気がします。面白いからいいけど。
読了日:06月28日 著者:輿水 泰弘,碇 卯人
いのちのパレードいのちのパレード
評価は、読んでいるときの精神状態に左右されてるような気がする。精神的に落ち着いてるときに読んだ作品は、うん、面白いね、と素直にうなずけるのだけれど、慌ただしい中に入り込んできた一編となると、なんだかよくわからないでかたづけてしまう。ある意味、質が安定していなかったのかもしれない。
読了日:06月27日 著者:恩田 陸
お釈迦様もみてる学院のおもちゃ (コバルト文庫 こ 7-61)お釈迦様もみてる学院のおもちゃ (コバルト文庫 こ 7-61)
仏教系高校出身ですが、朝拝は当然のことながらありませんでした。なまじっか舞台になるところに似た学校を出てるがゆえ、平常心で読めないですね。
読了日:06月22日 著者:今野 緒雪
ひかりの剣ひかりの剣
剣道の経験は一応あるので、ふむふむと読んだ。舞台が医学部ということ以外は、あまり医学に触れていないのかな、と思っていたら、意外なところから飛んでくる切っ先!この小説の決着点のよう。あと、なんだか「拳児」を思い出した。すごい爺ちゃんがいる辺り。
読了日:06月21日 著者:海堂 尊
相棒season2 上 (朝日文庫 い 68-3)相棒season2 上 (朝日文庫 い 68-3)
硬軟取り混ぜた題材の豊富さが憎い。そうか、これが「相棒」の世界か…。
読了日:06月21日 著者:輿水 泰弘,碇 卯人
ジョーカー・ゲームジョーカー・ゲーム
水準が粒ぞろいの、スパイテーマのミステリ短編集。それにしてもよくこんなこと考えたなあ。
読了日:06月20日 著者:柳 広司
胡蝶の失くし物―僕僕先生胡蝶の失くし物―僕僕先生
読み終えて表紙を見返すといろいろと感慨深いものが。今までは一巻完結で話が終わっていたように思うのですが、今回は、結構なヒキ。続刊が楽しみです。
読了日:06月20日 著者:仁木 英之
死因不明社会 (ブルーバックス 1578)死因不明社会 (ブルーバックス 1578)
この世は金と偏った偽りの論理が回してる。我々も、もっといろいろな世界のことを知らねばならぬのですね。
読了日:06月14日 著者:海堂 尊
鷺と雪鷺と雪
モダンな東京市を楽しむ、そんなシリーズであったけれど。忍び寄る凶兆、衝撃の結末。淡々とした文体から繰り出される衝撃は、計り知れなかった。
読了日:06月14日 著者:北村 薫
レンズと悪魔  X 魔神狂咲 (角川文庫―角川スニーカー文庫)レンズと悪魔 X 魔神狂咲 (角川文庫―角川スニーカー文庫)
これはひどい。勿論いい意味で。やはり想像の斜め上を行ってくれる!続刊にも、期待です。
読了日:06月12日 著者:六塚 光
ガリレオの苦悩ガリレオの苦悩
派手な作品だった『探偵ガリレオ』、どちらかというと地味だった『予知夢』を経て、そのいいとこ取りをした感じの短編ガリレオシリーズ第三作。情に訴える作品が多かったように思います。
読了日:06月11日 著者:東野 圭吾
水妖日にご用心 (ノン・ノベル 840 薬師寺涼子の怪奇事件簿)水妖日にご用心 (ノン・ノベル 840 薬師寺涼子の怪奇事件簿)
薬師寺涼子シリーズのお約束のパターンを越えていないし、キレ味も鋭くない。水戸黄門のような安定感を求めるならばよいですが、それにしてもううん、と溜め息が出てしまう出来。あまり評価は出来ません。
読了日:06月07日 著者:田中 芳樹
ブラザー・サン シスター・ムーンブラザー・サン シスター・ムーン
「私たちは、別れるために出会ったのね。」最終章のこの台詞がこの作品のすべてを語っているような。収束する物語ではなく拡散する物語。だからなんだかぼんやりしてる。初恩田陸には決して勧められないけれど、わたしは、好きだなあ。
読了日:06月07日 著者:恩田 陸

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