荒山徹 『処刑御史』

処刑御使

処刑御使

この人の作品は、初めて読みました。
妖術が出て来たりの活劇で、面白く読みました。
明治時代の日本と朝鮮との関係なども詳しく書かれており、その勉強にもなりました。
ただ、妖術や怪しい体術が、どういった原理で行われているのか、
ほとんど書き込まれていないので、その点、山田風太郎忍法帖シリーズに劣るように思いました。
この作品以外は書き込まれているかもしれませんけどね。