2005-04-02 今日の読了本 book 「夜光曲 薬師寺涼子の怪奇事件簿」 田中芳樹 シリーズものの悪いところが出てしまった様に思える。 マンネリ感である。 パターンがあまりに分かりやすい形で出過ぎてしまった所為と思われる。 「神狩り」 山田正紀 三十年近く前の作品。なのにあまり古びない。 携帯電話、ノートパソコン、ネットが出てこないと言う古さを感じる要素はあるものの。 ひとのこころは変わらない。 日本人であったからこそ書けた作品なのかもしれない。 怪力乱神を語るという暴挙を試みる。 それが暴挙になっていないという奇跡。