今日の読了本

グイン・サーガ99 ルードの恩讐」 栗本薫

ひかりのまち nerim's note」 長谷川昌史

電撃小説大賞の正賞を受けた作品の中では一番ツボだった。
まだまだ裏設定があったりするのでしょう。
解決に当たっての処理に関して少々あらを感じたりもしましたが、非常に良かった。

「奇蹟の表現」 結城充考

成田良悟推奨!がぴったりと当てはまる様なB級映画を一本見た様な清涼感が味わえる作品。
B級であるが故にはまれない人は絶対にいるだろうが、その手の雰囲気を好む人ならばぜひぜひぜひ。

「ルカ 楽園の囚われ人たち」 七飯宏隆

大賞を取っている割には、こぢんまりとまとまっている印象。
完成度の高さでは、一番だろう。
ただし、私はいまいち乗れなかった。
作品内の設定のある一点に説得力を感じなかったからだ。
終末への移行、そのジェットコースターの様な加速度は、とても良かったのだが。