今月の「短篇小説・推理」

文字化けが散見されることが判明したため、今回から(可能な部分に限りますが)簡体字部分を日本で使われている漢字に置き換えて記述します。

短篇小説・推理』12月号

巻頭特集 別問「致命魔術:関于諾蘭電影的記憶砕片」

クリストファー・ノーランの監督する映画を、ミステリの三つのテーマに分けて紹介している。

  1. Whodunit―『メメント
  2. Howdunit―『プレステージ
  3. Whydunit―『バットマン』三部作
李柏青「疑難雑症事務所III――紅花楼之謎」
猫咪「抉択遊戯」
午曄「象牙塔:学生会的生意経」
陳浩基*1「聖誕老人謀殺案」
千山「漫長的死亡(下)」
東川篤哉「推理要在放学後3・霧之峰凉和X的悲劇」

東川篤哉霧ヶ峰涼とエックスの悲劇」(『放課後はミステリーとともに』所収)の簡体中国語訳。三回シリーズのうちの第三回。

東野圭吾「神探伽利略――転印」

東野圭吾「転写る」(『探偵ガリレオ』所収)の簡体中国語訳。
のちに刊行される簡体中国語版『探偵ガリレオ』からの先行掲載。

*1:第二回島田荘司推理小説賞を『世界を売った男』で受賞