中国産まどかマギカボードゲームの記事を訳してみる。

 全訳でなく抄訳・意訳、かなり端折っていることをご了承願います。原文の誤謬と思われる部分もそのままです。誤訳でない限り。
1.『魔法少女まどか☆マギカ』とはいかなるアニメーション作品であるのか?
 ・アニメーションオタク達は数多あるアニメーション作品の中でこの作品を神作と崇め感動していた。
 ・SHAFTが制作したアニメーションで、発売されたブルーレイ第1巻は発売第1週目にして5.3万枚も売り上げ、アニメ史始まって以来の良い成績を残した。
 ・著名なアニメーション監督、新房昭之虚淵玄がタッグを組んで作られた―新房は監督を担当し、虚淵は脚本・シリーズ構成を担当。キャラクター原案は蒼樹うめが担当し、つくられた。
2.同人カードゲーム"魔少女挽歌"について
 ・緋色永恒という同人サークルによって、作られた同人ボードゲームである。
 ・プレイヤーは魔法少女或いは魔女に扮し、手元のカードを用い自分を強めたり、相手を弱めるなどして、苛烈な戦いの中で自分の力を発揮し、ワルプルギスの夜を生き残ることが目的。
 ・勝利条件はワルプルギスの夜を打ち負かす、ワルプルギスの夜を生き残る、魔法少女が魔女にならないよう阻止することだが、魔法少女が魔女になってしまった場合、プレイヤーの負けとなる。
 ・ゲーム中使われるのは5人の魔法少女達、プレイヤー達は1人を選択してこれに扮する。どの魔法少女に扮したかの表示にはカードを用いる。
 ・各人は3ポイントのマージンを持つソウルジェムカードを持ち、このポイントがすべて失われた場合プレイヤーは魔女へと変貌する。
 ・ゲーム中5種の武器カードとそれ以外の装備カードが提供される。装備カードはパワーの他に特殊効果を持つ。
 ・プレイヤーは魔女の攻撃時に装備した武器カードを用いて対応することができるが、パワー不足の場合ソウルジェムを消耗し使用した武器カードをグレイブヤードに廃棄することになる。
 ・魔女は使用時のパワーが+1される。
 ・プレイヤーは相手の使った魔女カードのパワーを上回るように装備カードのパワーを発揮しない場合、その効果を発動することはできない。


……と記事の部分を要約してみたわけですが、プレイヤーが2〜5人、おそらくゲームマスター的存在はいないゲームと思われるので、かなりな部分物語のメインの部分を裏切った内容になっているのかな―という風に見えました。“パンデミック"みたいにカード引いて出てきた魔女に対応する、というスタイルでないと、はっきりしているルールの中では原作尊重とは思えないなあ、なんて思ったり。魔女の扱いが一番ややこしいルール!
記事には記載がなかったのですが、"Bang!"というゲームのような役割分担ゲームである、らしいとのこと。
プレイしたことはないのですがルールを見る限りなんだかイメージが違うなあ、と思います。
"Bang!"のアバウトなルールはこちら。
ttp://www16.ocn.ne.jp/~sirou/blog/inst/hang.html

このサークルのオフィシャルと思われるサイトはこちら。
ttp://eilistraee.blog.163.com/(もちろん全文中国語です)
東方の同人カードゲームを主に出してきたサークルのようです。