中国のボドゲ雑誌の話
7月になってようやく5月にしようとしていた話を……と、
かなり遅くなってすみません。
http://baike.baidu.com/view/4744947.htm
中国(大陸)版Wikipediaのページをぺたり。
この雑誌が、おそらく中国唯一のボードゲーム専門誌と思われます。
他は、トレーディングカードゲームに特化していたりするので。
http://www.zhuoyou.com/
オフィシャルサイトはこちら。
こちらで人気のある非中国産のボードゲームは、
ミラーズホロウの狼男、カルカソンヌ、カタンがベスト3のようですね。
それを追うディクシット!ルールが複雑でないのは強いということか。
表紙は、週刊少年サンデーやらマガジンやらチャンピオンと同じく、
女の子の写真だったりするわけですが、こういう雑誌である以上、
グラビアアイドルだったりするわけもなく、ボードゲーム好きの女の子であったり、
それなりに名を馳せている(らしい)コスプレイヤーであったりと、
まあ、過渡期であるのかけっこう混沌とした状況であります。
表紙はそんな感じですが、中身は、けっこう硬派な作りで、
いまは亡き「ゲームぎゃざ」の記事の作りを、ボードゲームに適用した、といった趣。
軽く中身を紹介してみると、
- 今月の人気ボードゲームランキング
- 新作ボードゲーム案内
- (中国大陸における)新作ボードゲームクロスレビュー*1
- 三国志の舞台案内*2
- 国内ボードゲームスポット案内*3
- ボドゲ関連用語解説*4
- 今月の特集
- フィギュア紹介*5
- 連載小説*6
- グラビアインタビュウ*7
5月号の特集が、日本のボードゲームでありました。
紹介されていたのは、以下の通り。
リンクはできるだけオフィシャルサイトのものを貼っていますが、
諸般の事情で別のところになっていることも。
- バスストップボードゲーム(2010) pigphone
http://pigphone.blog96.fc2.com/blog-entry-49.html
- ノブナガ(2010) グランペール
http://grimpeur.co.jp/item/Nobunaga/Nobunaga.html
- 迷宮牧場の決闘(2007) 冒険企画局
http://www.bouken.jp/pd/gf/pc_jp/index_jpp.html
- 迷宮砦の攻防(2010) 冒険企画局
- グリモワール(2010) One Draw
http://asakumogure.blog23.fc2.com/blog-entry-386.html
- 舞星(まいすたあ) カナイ製作所
http://japonbrand.gamers-jp.com/games/maistar-j.html
一部はアマゾンで販売されていることもあり、
無理をすれば中国の人も遊べなくはないかな、と思うものの、
コミックマーケットやらゲームマーケット専売の代物もあるようで、
選択基準はいったいどこに?と思うのはこちらの記事によくあること。
6月号にはミステリ系ボードゲーマーはちょっと気になるだろう記事があったので、
それに関しては日を改めて。