6月の読了本

序盤は飛ばしてたのに、後半息切れ。うん、きっと疲れのせいだ。肉体的な、精神的な。

6月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5491ページ

サクラダリセット  CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY (角川スニーカー文庫)
昔よく読んだ、グループSNE所属の作家たちの小説のように。物語の流れが、どことなく、作為的で。神の見えざる手が、こっそり手招きしているような。それと、男性と女性の呼び習わし方が、慣例と逆で。どことなく違和感。無邪気な作品でした。
読了日:06月28日 著者:河野 裕
エデンエデン
前作『サクリファイス』と比べると、ミステリ風味は薄め。ですが、男の世界ぶりは増し。自転車レースの知識をより深めるとより楽しめるでしょう。前作を読んでいる人は、きっと涙腺が緩むと思う。わたしは、心で泣いた。
読了日:06月27日 著者:近藤 史恵
刀語 第8話 (8) (講談社BOX)刀語 第8話 (8) (講談社BOX)
単なる時代劇風剣術活劇シリーズとは、思っていなかったけれど、まさかの○○展開?ビックリです。
読了日:06月26日 著者:西尾 維新
Le;0 2―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫 む 1-3)Le;0 2―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫 む 1-3)
安心の水戸黄門的な流れを生みつつあり、そのための助走はしっかりと出来ている印象。先への伏線ぽいものもボロボロとばらまかれ。続きをわくわくして待ちます。
読了日:06月16日 著者:六塚 光
迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れ (GA文庫)迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れ (GA文庫)
長かった、彼の迷宮での探索も、この巻にて終了。とはいえ、終端を見つけたわけでもなく、冒険は、まだまだ続いていく。終わらせかたも、また、綺麗で、登場人物たちに情けをかけない、そんな展開も、また、うつくしかった。傑作でした。
読了日:06月15日 著者:林 亮介
Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)Le;0―灰とリヴァイアサン (一迅社文庫)
タマラセといい、レンズと悪魔といい、いい方向に想像を裏切って。吸血鬼をこういった方向に使うなどとは、思いもよらず。ただし、秘密兵器のありかとしては、あまりにも過去の作品とかぶるところがありすぎて、その点だけはマイナスポイントを付けざるをえない。もっと斜め上を!
読了日:06月13日 著者:六塚 光
蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)
不思議な磁場の中にある、蝦蟇倉市でおきる、事件を描いた、6編。桜坂さん、越谷さん、米澤さんの三編が印象に残る。
読了日:06月13日 著者:秋月 涼介,北山 猛邦,米澤 穂信,村崎 友,越谷 オサム,桜坂 洋
魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)
頽廃的な美、とでも言うのでしょうか、グロテスクの中のうつくしさというもの。それはかんじられたものの、同時多発的にこの世界観で作品を展開する意義を感じられなかった。ウォーキングのWまでは読む予定。
読了日:06月11日 著者:越前 魔太郎
リッターあたりの致死率は THANATOS (講談社ノベルス)リッターあたりの致死率は THANATOS (講談社ノベルス)
夏はマシンガン。後半に行くにしたがってテンション高く、饒舌に、こちらもノリノリになってそのグルーブに乗って。乗り切れない人は脱落するだけだろう。デビュー作のようなノリが戻ってきたような。
読了日:06月09日 著者:汀 こるもの
放課後の魔術師  (7)スマイル・ウィズ・ユー (角川スニーカー文庫)放課後の魔術師 (7)スマイル・ウィズ・ユー (角川スニーカー文庫)
大団円。ああ、ほっこりしました。にやにやしました。なんて幸せな結末!次回作も、楽しみ楽しみ!
読了日:06月08日 著者:土屋 つかさ
放課後の魔術師    (6)ミスティック・トリップ (角川スニーカー文庫)放課後の魔術師 (6)ミスティック・トリップ (角川スニーカー文庫)
知り合い同士ああいう風に大人数で飛行機乗ると、はしゃぐひとははしゃぐよなあ、と思ったり。急転直下の事態、次巻を待て、と言った感じ。次が手元にあるって、幸せだなあ、って思った。
読了日:06月08日 著者:土屋 つかさ
刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)刀語 第七話 悪刀・鐚 (アクトウ・ビタ) (講談社BOX)
声つきの、エンディングが見たい。来月の、アニメの終わりが楽しみな、そんな七冊目。四国と言うよりは、むしろ奈良っぽさを感じた、そんな七冊目。
読了日:06月07日 著者:西尾 維新
放課後の魔術師  (5)スパイラル・メッセージ (角川スニーカー文庫)放課後の魔術師 (5)スパイラル・メッセージ (角川スニーカー文庫)
冒頭のボドゲは八割程度わかった。やったことないのも多いけど。いよいよ物語が大きく動き出して、面白くなってきた。あと二冊で終わり、というのは、寂しくもあり、楽しみでもあり。
読了日:06月07日 著者:土屋 つかさ
刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)刀語 第六話 双刀・鎚(ソウトウ・カナヅチ) (講談社BOX)
ようやく、追いついた。手練れの剣士に無鉄砲さが恐ろしいと形容されたことがありますが、今回の戦いはまさにそれ。話としては、無邪気な残酷さ。万人に訪れうる、悲劇を満遍なく振りかけて。
読了日:06月06日 著者:西尾 維新
刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (講談社BOX)刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (講談社BOX)
山田風太郎忍法帖のようなまにわにがやっと活躍っぽい活躍をし。感情らしい感情を持った一本の刀は、果たしてどうなっていくのか、次巻に期待。
読了日:06月06日 著者:西尾 維新
Classical Fantasy Within 第三話 火を噴く龍 (講談社BOX)Classical Fantasy Within 第三話 火を噴く龍 (講談社BOX)
2008年3月刊行なのだなあ、と思う。2年経った今も、このシリーズは完結していないし。居心地の悪いはなしだし、振り返りたくない過去のはなしでもある。どう収束するのかまだ、気になっている。
読了日:06月06日 著者:島田 荘司
理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)
登場人物リストが欲しかったな、と思う。下の名前の出ない人も多かったのでそれは難しいとは承知の上で。まだ、こなれていない作品だなあ、とも思う。凄く魂は感じたけれど。
読了日:06月05日 著者:似鳥 鶏
放課後の魔術師  (4)ワンサイド・サマーゲーム (角川スニーカー文庫)放課後の魔術師 (4)ワンサイド・サマーゲーム (角川スニーカー文庫)
夏の魔術、ミステリ風味。あくまでも風味づけであって、本筋でなく。手がかりの提示、という点であまりフェアでなかったような。恋の事情は混戦模様、花が一輪加わって、ますます華やかな物語に。
読了日:06月03日 著者:土屋 つかさ
刀語 第四話 薄刀・針 (講談社BOX)刀語 第四話 薄刀・針 (講談社BOX)
放映から二ヶ月、漸く読み終えたり。萬愚節に、西尾維新の底意地の悪さを見た。これはひどい(褒め言葉)。
読了日:06月03日 著者:西尾 維新
とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)
後半に行くに従ってラブコメからしんみりラブアフェアになっていくような。これで終わりと思うとしんみりしてしまいます。
読了日:06月02日 著者:竹宮 ゆゆこ

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