「紅」のイベントに行ってきた

「紅」のDVD第一巻の発売記念、且つ監督の松尾衡誕生日記念(7/13)という。
昨日のイベントがお誕生日会であったなら(何やってたか知らない)、
ロフトプラスワンで四日連続誕生日会という、
何というカオスな一週間!という状態だったのでしょうね。

実は原作は未読(漫画版のみ既読)、アニメ版は一話、
しかも倍速でしか見ていないという為体の者のレポと言うことで、
相当こぼれ落ちているモノがあることをご了承願います。
本文中は敬称略です。付けるとうるさくなるので。

オフレコにして欲しいという話があまりにも多くて。
まず、タイムテーブルめいたモノから。
監督は頭から尾っぽまで出ずっぱりです。
司会は、集英社のひと。名前は失念。
この手のイベントには、よく司会として駆り出されてるらしい。
第一部、松尾衡と愉快なスタッフたち。
出演は藤純、山崎みつえ、佐々木研太郎、常葉みどり。
第二部、松尾衡と愉快な役者たち。
出演は、真田アサミ大久保藍子
第三部、松尾衡と愉快なプロデューサーたち。
出演は、大好誠、篠崎真哉、高取昌史、池田慎一。
以上の三部構成で、20:00〜23:00という区切りで行われましたと。
各幕間には10分のトイレ休憩が挟まっており。

目立った発言を発言者を記述せず、順不同、微妙に歪曲しつつ引用。話半分で。
第一部。
・アニメを仕事にしたいなら、専門学校に行くより製作会社に来い。
・背景やら小道具やらは、3Dで制作したモノをトレスしている。
 そのおかげで修正の手間が軽減されている。
・五月雨荘のトイレは当初背景として使われる予定はなかったのだが、
 CG製作担当からツッコミが入ったため、終盤で使うことになった。
・エンディングの絵コンテは解読が困難な代物だった。石井久美すげぇ!
・赤庭の時はプレスコを採用するための交渉に数ヶ月かかったが、今作では数秒。
・アフレコの場合タイムシートを修正する必要があるが(通常は使い物にならない)、
 プレスコでは台詞の尺を測定するだけですむので、そこは利点。
・映像になっていない芝居が40分以上有り。
この部の話はアニメ業界志望者には非常に有用だったと思われ。

幕間で一部で有名なミュージカル回が流れる。なんたるカオス!

第二部。
・丸宝編集ちょから祝電。ほかほかの届きたて。
悠木碧からバレンタインチョコをもらって喜ぶ監督の表情が気持ち悪かった。
・40間際の男が15,6のおにゃのこから貰うなどと昔は想像していなかった。
(おまえらだって想像できねぇだろうと観客席に振ってみる)
大久保藍子は料理がヘタ。
大久保藍子のキャラから膨らんで、弥生の台詞が増えた。
・当初は大方の主要キャラは10話で退場の予定だった。
 キャストがごねて登場させるようになり現在の形になった。
真田アサミは殺陣の稽古を始めた。
木村はるかという役者に注目してください。
ゲストはTABプロダクション所属の2人。
さすがに今一部で話題になっている沢城みゆきは呼べなかったと見える。

幕間は紫、はじめての高校訪問。

第三部。
村松健の声が好きだ。大好きだ。(ry
・「スケッチブック」に初アニメ劇伴の称号を取られたのはちょっとがっかり。
・前提供のバックは無機物、後提供のバックは紫、エンドカードは弥生で統一。
・「To LOVEる」の裏の枠を取ってきたのは読広のひと。
・打倒「To LOVEる」!
・パンチラよりもパンモロの方が良いだろう?
個人的には見えそで見えない方にロマンを感じるので、同意しかねますが、
そんなことを公衆の面前で言ってしまう監督GJ!

気になった発言集ではほぼ殺しているのですが、
監督の発言に今後のアニメ業界を憂えているモノが散見され。
監督のアニメLOVE!ぷりを痛感しました。
商業主義的な現状に懐疑心を抱いておられるようで、
こんなにもクリエイティブなように見えてそうでない現場も珍しいとまで。
数年前の富野由悠季の発言ともオーバーラップして。
ニコニコ擁護にばかり走るのも考えものだなと。

ロフトプラスワンではauの携帯は圏外なのです!
何とかして貰いたいなあと思いつつ、レポともいえないレポを終わります。