高橋弥七郎 『灼眼のシャナ』

灼眼のシャナ (電撃文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

序盤、あまりに説明口調。設定の説明でページが進むのはかなり苦痛。
大方設定が語られ終えてからの展開は圧巻といいたいところだが、
今見てみるとデジャ・ヴを感じかねない状況の羅列。
刊行当時に読んでいれば、新鮮さを感じたであろうが、
ツンデレブームの現在読むと、読み遅れてきてしまった感が強い。
和風の造語に外国神話の単語を組み合わせたのは、
新しいようでいてけっこう古いし、その造語のセンスも個人的にはあまり好もしくない。
5巻まではスタンバイしているので、そこまで読んでから判断しようと思う。

アニメ版は見たことありませんが、
うるさいうるさいうるさい!」は釘の声でしっかり脳内再生されましたとさ。