今日の読了本
「アンダカの怪造学 1 ネームレス・フェニックス」 日日日
敢えて例えて言うならば、「焔の錬金術師」*1+「スレイヤーズ!」(第一巻)。
どこかで見たことのある要素で組み立ててあるうえに、完成図を見ればなんだか若気の至りでくみ上げた青春の塔のようである。
恐れを知らぬ、若さのチカラなのかもしれない。
これで日日日の受賞作四作が出揃ったことになる。
個人的な順位をつけると、
- 「わたしの優しくない先輩」
- 「ちーちゃんは悠久の向こう」
- 「狂乱家族日記」
- 「アンダカの怪造学」
となる。
何かを模倣した、というのがあからさまに分からない(というか私が気付いていない?)モノの方が評価が高くなっている。
賞の傾向もあるだろうが、ライトノベルレーベルが主催する賞に投じられた作品は、概してまだ続きがありそうだ、と感じるモノになっているように思う。