今日の読了本

「痙攣的　モンド氏の逆説」　鳥飼否宇

読むたびに、変な作品ばかりものす人だなあと思っていたのですが。
その期待を裏切らない作品でした。
三話目まではまだ普通にありそうな話*1なのですが、四話目、五話目で想像を超えた不可思議な世界へ…。
実にトンデモナイ想像力を持った作家だ。要注目、である。

一話目のライブハウスが「太陽と戦慄」に登場するものと合致する、という話をどこかで書いた気がするのですが、四話目のホテルの爆破のエピソードも、「太陽と戦慄」に登場していたものと恐らく合致するようなので、もしかして、今までの作品は同じ舞台で起こっていました、そして…的な作品を書こうとしているのでしょうか？

*1:あくまでも小説として。