今号のファウスト

とりあえず評論系の部分だけ読了。
微妙に馴れ合いの空気が漂いつつあるように思える。
開拓者でありたい、というのが言葉だけでおわらないよう、強く祈りたい。
そして、これ以上のページ数増があるのならば、刊行ペースをあげて半分の厚さで刊行するという試みをした方が建設的であるように思う。
持ち辛いし、読み辛い。
単一の作家の単一の作品で構築されている場合ならば許される行為だが、複数作家で構築されている以上、好きな、読みたい作品に容易にたどり着けないと言う大きな欠点を包含している。
気合いがページ数に反映されているようにも思うのだが、=クオリティという風に考えるには少々問題がある。
ハムスターのような「空回り」が勘定されていないのだから。
少なくとも二号レベルのページ数に落ち着いて欲しい。心から。