今日の読了本

All you need is kill」 桜坂洋

読んでいて思い出したのは、「七回死んだ男」*1
ただし、前者ではループのルールがはっきりするのと違い、後者ではその点に関する描写はばっさり切り捨てられている。
後者の物語の中心はループ設定というよりむしろ誰が殺したのかにある。
前者の物語の中心はいかにしてこのループから抜け出るのか、だったのだろう。
故に、あのようにもの悲しい結末があるのだから。