「氷菓」

日常の謎」派の作品にきっと分類されるのでしょう。
最初の数章でいくつかの小さな謎が解決される。
そこかしこに小さな伏線が張り巡らされている。
努々見逃す事なかれ。
確かに、あの商品の名称にこれは使われている。
故にああいった解釈をすることになるのでしょう。
昔のアイドルの歌にもそういった一節があったことを記憶していれば、
このタイトルの意味も。
小粒ながら不快感を催すこともなく。