「フィニィ128のひみつ」

小説推理の書評欄にもあるとおり、「問題」作である。
結局のところ「ひみつ」は明かされないまま終わる。
何なのか、推理するポイントは、著者の指示通り読まなかった場合に読むことが可能なあのパートにあるのだろう。
なにやら書物のようでしたね。
SFなんだかファンタジィなんだかよくわからない、境界線上にある作品なのでしょう。